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インターネット(光回線)が遅い原因は99%、プロバイダの混雑だ。通信速度の改善対策まとめ

更新日:

インターネットが遅いときのロード画面

 

今この記事をご覧になっているあなたは、

 

「光回線のはずなのに通信速度が遅い…」

「動画の再生がカクカクで重い…」

「オンラインゲームの回線落ちが多い…」

 

など、インターネットの通信速度についてのお悩みのお持ちことかと思います。

 

結論から言うと、あなたのネット回線が遅いのは99%プロバイダが原因です。この記事を最後までお読みいただければ「なぜインターネット回線は遅くなるのか?」の原因を分析できるようになるはずです。

 

今回のブログ記事では、インターネット回線が遅い場合の「原因箇所一覧」と「解決方法」をまとめてみました。

 

【v6プラス】無料オプションで爆速に!「遅い」「重い」を解決するおすすめのネット回線(プロバイダ)&ルーター

遅いネット回線はv6プラスにより無料で解決しましょう。2018年現在のv6プラス対応のネット回線(プロバイダ)&ルーターをまとめました。

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【通信速度測定】速度(Mbps)やレスポンス(Ping)を計測しよう

まずは、ネット回線の速度測定をしてみましょう

 

速度測定サイトはいろいろと種類がありますが、僕が一番おすすめするのは「Internet Speed Test(ソースフォージ)」です。通信系のエンジニアは御用達です。

 

参考リンク

Internet Speed Test(ソースフォージ)

 

ソースフォージ「Internet Speed Test」

 

上記ソースフォージのサイトは英語のみの提供ですが、以下にあげる詳細なパフォーマンス項目が取れる上に、FlashやJavaなどのインストールが一切不要で非常に重宝します。

 

  • DOWNLOADA SPEED(Mbps)・・・ダウンロードスピード(数字が大きいほど良い)
  • UPLOAD SPEED(Mbps)・・・アップロードスピード(数字が大きいほど良い)
  • LATENCY/PING(ms)・・・タイムラグ(数字が小さいほど良い)
  • PACKET LOSS(%)・・・パケットロス(数字が小さいほど良い)

 

速度計測の途中にブラウザ操作はしないでください。以下のエラーが表示されます。

For accurate results, please don't do anything until the test finishes.

 

もし速度測定の結果「DOWNLOAD SPEED」の数値が10.0Mbps以下だったら「かなり遅い」通信速度といえるので、この記事をもとに通信速度が遅い原因を特定しましょう。

 

・・・

・・・

・・・

 

速度測定の結果は、10.0Mbps以上ありましたか?

 

 

・・・えっ、一桁台?それは大変!

 

というこでここからは、インターネットの通信速度が遅くなってしまう原因箇所を探っていくためのノウハウをくわしく書いていきます。

 

【原因箇所一覧】あなたのバグ(不具合)はどこから?

IT初心者にありがちな「インターネット」までの通信経路のイメージ

 

インターネットまでの通信経路について、なんとなく以下の様なイメージでぼんやりと考えている方は多いんじゃないかと思います。

  • パソコン
  • インターネット

 

まずはこの認識を変えてしまいましょう!

 

以下の図をご覧ください。

 

「インターネット」までの通信経路のイメージ

 

「インターネットの通信速度が遅い」と一口に言っても、ご覧の通り原因と考えられる要素はさまざまなものが存在します

 

ざっくりと分類すると以下の5つの要素に分けられます。

  • パソコン
  • 周辺ネットワーク機器
  • 宅内配線器具
  • 回線
  • プロバイダ

 

この要素5つのうちのどれかか原因となっているはずです。

 

順番に調べていきましょう!

 

「パソコンのスペック」

CPU、メモリ、HDD/SSDをヒトに例えた場合のイメージ図

OS基礎の基礎をまとめてみた。 - Qiita
(画像をお借りしました)

 

ネットが遅いのはもしやパソコンのスペックのせい?

 

こう考える方は非常に多いのではないでしょうか。

 

多くの方がまず最初にパソコンの性能不足を疑います。

 

しかし断言しましょう。

 

お使いのパソコンは正常です。パソコンはほぼ100%悪くありません。パソコンを疑わないであげて・・・。濡れ衣です

 

なぜパソコンは悪くないかというと、「CPUの処理性能」と「ネットワークの帯域(伝送性能)」は関係がないためです。

「演算処理のスピード」と「データ伝送のスピード」は分けて考えることが重要です

 

【原因チェック方法】パソコンのOSは古いものを使っていないかチェックする

Windows OS情報画面

 

上で説明した通り、パソコンのスペック不足で通信速度が遅くなることはまずありません。はっきり言って疑うだけ時間の無駄になるかと思います。

 

とはいえ、あまりに古い化石のようなパソコンは現代の高速通信規格(ギガビットイーサ)に対応していないというケースも一応考えられます。

 

今お使いのパソコンが以下の古いOSを搭載していないか念のために確認しておきましょう。

  • × WIndows XP
  • × Windows Vista
  • × Mac OS X 10.0~10.5

 

【解決方法】マシンの買い替え

もし上記に該当するような極端に古いOSを搭載したパソコンであれば、マシンの買い替えで対処してもいいかと思います。

 

家電量販店や通販サイトで2万円台から買える安価なパソコンでも性能は十分です。

 

Webサーフィンしか使わないライトユーザー向けのWebサーフィン特化型PCも最近は充実しているのでこれらの購入も視野に入れていいかと思います

 

Webサーフィン特化型PCの代表としては「Chromebook」などがあります。WebブラウザであるChromeの起動に特化し、めちゃくちゃ起動や動作が速いパソコンです。

 

 

【注意事項】セキュリティ対策ソフトの無効化・アンインストールは厳禁!

セキュリティ対策ソフトの無効化・アンインストールは厳禁!

 

Yahoo!知恵袋などの質問サイトで「とりあえず試してみたら?」と書かれていことが多いセキュリティ対策ソフトのアンインストールだけは「絶対に」しないでください

 

そんな危険なサイトやページを見かけたら、そっとブラウザバック(戻る)をしましょう。あなたのパソコンを脅かす危険なデマ情報です

 

そんなことをウイルスやマルウェアなどの脅威や攻撃から無防備になるだけで、なんのメリットもありません。最悪手です。ダメ、絶対

 

繰り返しますが、CPUの処理性能とネットワーク帯域(データ伝送性能)は無関係です。

 

どうしてもセキュリティ対策ソフトの動作が気になるなら、処理が軽快なセキュリティ対策ソフト(ESETなど)の導入をおすすめします。

 

「ネットワーク機器」

パソコンが原因となることはほとんど無いので、次に確認してほしいのが「ネットワーク機器」「LANケーブル」です。

 

現在主流となっている通信速度の規格は、「1Gbps(ギガビットイーサ)」という高速通信規格です(無線なら300Mbpsが主流)。

 

この1Gbpsの通信速度を利用するためには、パソコン付属のLANポート、LANケーブル、ルーターすべてがこの1Gbpsの規格に対応していなければなりません

 

もしいずれか一つ以上が1Gbpsに非対応だと通信速度は10Mbpsや100Mbpsまで下がってしまいます。本来の通信速度の10%以下の性能しか発揮できないということです。

 

パソコン付属のLANポート LANケーブル ルーター 通信速度
1Gbps対応 1Gbps対応 1Gbps対応 1Gbps(高速
いずれか一つ以上が
1Gbps非対応
10Mbps or 100Mbps
低速

【原因チェック方法】リンク速度は1Gbps(無線300Mbps)以上出ているかチェックする

現在お使いのパソコンが1Gbpsの「リンク速度(リンクスピード)」で動作しているかどうか調べる方法は、以下の記事を参照してください。

 

【Windows】パソコンのリンクスピード(リンク速度)を簡単に確認する方法

パソコンのリンク速度(リンクスピード)を確認する方法をまとめました。

続きを見る

 

上記記事でいう速度の数値が「1.0Gbps(無線なら300Mbps)」となっていればOKです。ネットワーク機器が原因で通信速度が遅くなってないことがわかります。

 

ローカル エリア接続の状態画面

 

逆にもし速度の数値が「100Mbps」とか「10Mbps」とかの表示だった場合、自宅のネットワーク環境において1Gbps(ギガビットイーサ)に対応していない低速なネットワーク機器を使用していることになります。

 

他にも、今使っているLANケーブルが1Gbpsに対応しているかどうかを確かめる方法として、LANケーブル表面に"CAT5e(カテゴリー5e)"または"CAT6(カテゴリー6)"の記載があるか確認を行う方法もあります。

 

ご利用環境の1ギガコース対応確認方法

LANケーブルのカテゴリの見分け方

LANケーブルの規格はケーブルの側面やケーブルのパッケージに記載されています。新たにLANケーブルを購入される場合は、パッケージに「CAT5e(カテゴリー5e)」または「CAT6(カテゴリー6)」の記載があるかをご確認ください。

 

【解決方法】ネットワーク機器の買い替え

以下に僕がおすすめするネットワーク機器(1Gbps対応)を紹介するので、低速な機器を使っていることがわかった場合は買い替えによる対処を行ってみてください。

 

ネットワークアダプター

ルーター

LANケーブル

 

「宅内配線機器(VDSL)」

宅内配線方式(VDSL)が速度遅延の原因となっている場合もあります。

 

インターネット回線を自宅まで引き込む方式としては、

  • 光配線方式
  • VDSL配線方式
  • LAN配線方式(激レア)

の3種類がありますが、このうちの「VDSL配線方式」は通信速度が遅くなりやすいという特性があります

 

光配線方式は戸建てに多く見られる配線方式で、高速な光ファイバーの回線素材を自室内にまで直接引き込む方式です。自室にダイレクトに引き込まれるため、Fiber To The Home(FTTH)という別名称がついています。

 

対してVDSL配線方式は集合住宅に多く見られる配線方式で、建物に既設された電話回線を使って自室内に引き込む方式です。光ファイバーの回線は建物の共用部(MDF)までしか届いておらず、そこから先は低速な電話回線が使用されます

 

光配線方式と比較するとVDSL配線方式は電話回線が使われる分だけノイズに弱く、伝送効率も悪いのが特徴です

 

【原因チェック方法】光コンセントやモジュラーケーブルの有無をチェックする

VDSL配線方式が自宅で採用されているかどうかを確認するには、「光コンセント」や「モジュラーケーブル」の有無を確認することで可能です。

 

光コンセント(Google画像検索)

光コンセント(一体型タイプ)写真

※画像はNTT東日本から(一体型タイプコンセント)

 

もし上記画像の光コンセントが自宅にある場合、自宅の配線方式は光配線方式である可能性が非常に高いといえます。

モジュラーケーブル(Google画像検索)

モジュラーケーブル写真

※画像はサンワサプライ製

 

もし上記画像の「モジュラーケーブル」が自宅にある場合、VDSL配線方式である可能性が非常に高いといえます。

 

【解決方法】光配線方式に変更する

通信速度が遅い原因がVDSL配線方式にある場合は、光配線方式に変更してみるのがおすすめです。

 

ただし、集合住宅で採用される配線方式(光配線/VDSL配線)はNTT東西側によって既に建物ごとに決定されているため、入居者側の都合で配線方式を安易に変更することはできないようになっているため注意が必要です。詳しくは以下のVDSLの記事を参照してください。

 

【ギガ回線へ】VDSLはなぜ遅い?高速な光配線方式に変更する方法

VDSLとは?光配線に変更するには?現場のエンジニアがやさしく解説します。

続きを見る

 

「回線素材」

インターネットの回線素材にはおおきく、

  • 光回線
  • ケーブルテレビ回線(CATV回線)

の2種類があります。

 

このうちケーブルテレビ(CATV)の回線素材は、ネット回線にはあまり適していないという特性がありますケーブルテレビ(CATV)はあくまでテレビ視聴の利用用途に特化した設備であるためです。詳しくは以下のJ:COM記事をご参照ください。

 

遅いと評判のJ:COM NETはなぜ遅いのか?回線コンサルタントが理由をやさしく解説します。

ケーブルテレビ(J:COM)が光回線より"遅い"のはいったいなぜなのか?プロがやさしく解説します。

続きを見る

 

【原因チェック方法】ケーブルテレビ(CATV)の回線を使っていないかチェックする

現在利用しているネット回線がケーブルテレビ(CATV)事業者のものであるかどうかを調べましょう。契約している会社の名前が以下のWikipediaページの一覧に含まれていないかをチェックします。

 

 

【解決方法】「~光」系サービスへの乗り換え

もしJ:COMをはじめとするケーブルテレビ(CATV)の事業者によるインターネット接続サービスを利用している場合は、「~光」系のサービス(フレッツ光、ドコモ光、NURO光など)に乗り換えることで通信速度の改善が見込めます

 

僕が一番おすすめする光回線はNURO光です。

 

【NURO光】速いと評判の通信速度はどのくらい?実測値を計測&グラフ化してみた

国内初の2Gbps回線「NURO光」の通信速度の実測値(平均)をグラフ化しました。

続きを見る

 

「プロバイダ」

プロバイダこそが最も高い確率で通信速度が遅くなる原因となります。

 

そもそもプロバイダとは何か?

 

プロバイダとは、僕達インターネットユーザーに対して「インターネットへの入場チケット」を提供してくれるサービス事業者のことです。

(有名どころだと、BIGLOBEや@nifty、OCNなどです。)

 

普段インターネットを利用するときにこのプロバイダが提供する「入場チケット」を意識することは少ないかもしれません。

 

しかし、この入場チケットがないとインターネット世界へ繋がる扉を通過することができず、インターネット手前で文字通り門前払いされるような仕組みになっています*1

 

さて、なぜこのプロバイダが「ネット回線が遅くなる原因」となりうるのでしょうか。

この答えは「混雑」というキーワードにあります

 

上記の「入場チケット」になぞらえて、以下の東京ドームの入場ゲートをもとに解説します。ドーム内がインターネット、入場口にいるチケットもぎりのスタッフがプロバイダだとしましょう。

 

【東京ドーム】

東京ドーム入場ゲートマップ

 

東京ドームには上記画像の通り、いくつかの入場ゲートが存在します。

 

どのゲートから入場してもドーム内にはちゃんと入れますし、もちろん中の設備や座席の位置が変わったりすることはありませんよね。

 

しかし、どのゲートにチケットを持って並ぶかによって入場までのスピードは大きく変わってきます

 

混雑しているゲートはそれだけ入場までの時間が長引きますし、ガラ空きのゲートに並べばそれだけ速くドーム内に入場できます。

 

もしどのゲートも混雑しているようであれば、チケットもぎりを行うスタッフの人数が多いゲートを選べばドーム内への入場スピードは速くなるでしょう。

 

この混雑の原理がまさにインターネット回線のプロバイダ(門番)にも当てはまるのです。

 

プロバイダ各社が管理を行うインターネットへの入場ゲートが利用者で混雑していたり、入場チケットの確認を行うための通信設備の処理能力が貧弱だったりすると、インターネットまでのアクセススピードががくんとスローダウンしてしまうのです。

 

「じゃあプロバイダ各社が設備増強すればいいんじゃないの?」

 

っていう疑問を持つ流れかとと思いますが、高度に政治的な理由でプロバイダ各社では通信設備の増強をすることができないようになっています。詳しい理由は以下の日経新聞社情報をご覧ください。

 

 

 

【原因チェック方法】プロバイダの通信設備が混雑しているかチェックする。

現在利用しているプロバイダが混雑しているかどうかをチェックしましょう。

 

以下のサイトにアクセスすることによってインターネット手前(プロバイダ施設)までの通信速度を計測できます。

 

NTT東日本 フレッツ速度測定(IPv6)サイト

フレッツ速度測定(IPv6)サイト

 

東日本の方>>フレッツ速度測定(IPv6)サイト

西日本の方>>フレッツ速度測定(IPv6)サイト

 

もし上記のインターネット手前(プロバイダ施設)までの通信速度が速い場合は、まさにプロバイダの混雑が原因であると断定することができます

 

プロバイダが混雑していると通信速度が遅くなるイメージ図

(△説明)例え回線内が高速でもプロバイダが混雑しているとインターネットに到達する頃には低速になります。

 

【解決方法】v6プラス適用で混雑を迂回(バイパス)する

もしプロバイダが原因であることがわかった場合は、「v6プラス」の適用で混雑を迂回(バイパス)しましょう

 

v6プラスとはなにか?

 

先ほどの東京ドームを例にして言うと、観客が群がっている一般の入場ゲートではなく、関係者用のゲートを使ってドーム内を出入りするような裏ワザです。

 

v6プラスに対応したプロバイダ・ルーターについては以下の記事で詳細をまとめていますのでご参照ください 。

 

【v6プラス】無料オプションで爆速に!「遅い」「重い」を解決するおすすめのネット回線(プロバイダ)&ルーター

遅いネット回線はv6プラスにより無料で解決しましょう。2018年現在のv6プラス対応のネット回線(プロバイダ)&ルーターをまとめました。

続きを見る

 

*1:この門前払いの仕組みはIT専門用語でPPPoEと言いますが、ここでは用語を覚える必要はない

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