今この記事をご覧になっているあなたは、
「コスパの高いおすすめの無線LAN親機(Wi-Fiルーター)はどれ?」
といろいろ調べているのではないでしょうか。
自宅に無線を飛ばすための無線LAN親機(Wi-Fiルーター)は市場にあふれかえっているため、「どれを選んだらいいかまったく分からない...」と迷ってしまう方は案外多いのかもしれません。
今回の記事では「プロが選ぶWi-Fiルーター」と題し、初心者にもおすすめの機種3つを厳選してみました。
目次
【プロの目線】どうやってWi-Fiルーターを選ぶべき?
僕たちプロのエンジニアが無線LAN親機(Wi-Fiルーター)を選ぶ際は、
- 性能
- セキュリティ
- 耐故障性*1
- 小売価格
の4点から吟味します。
この記事では上記4点に優れたWi-Fiルーターをコスト別に松・竹・梅の3パターンに分けてまとめています。
【梅プラン】コスト重視の格安Wi-Fiルーター|I-O DATA G300R3
破格の2,500円アンダー製品です(2017年11月14日現在)。
安かろう悪かろうと思うなかれ、11n/g/b対応により必要十分な300Mbpsの帯域は確保できているうえに、機器構成が非常にシンプルで洗練されていて、IT初心者ほどその恩恵を受けられます。
ネックは有線接続が100Mbps上限でなぜか無線接続より遅いというジレンマを抱えること。完全にスマホ接続向けのWi-Fiルーターと言えます。
「自宅でスマホを繋げられさえすればよい」というライトユーザー向けといえるでしょう。
【竹プラン】バランス重視のWi-Fルーター|I-O DATA WN-AX1167GR
性能良し・価格良しの5,500円アンダー製品です(2017年11月14日現在)。
こちらは11ac/n/a/g/bの無線規格に対応し無線帯域は867Mbpsまで底上げされ、梅プランでの弱点だった有線接続もギガ対応(1000Mbps)となっています。
さらにプロバイダから払い出されるユーザIDやパスワード設定が不要なv6プラス系高速通信技術(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)にも対応しているため、脅威のコストパフォーマンスを誇っていると言えるでしょう。
「優秀」の一言に過ぎる仕上がりの一品で万人向けのWi-Fiルーターです
【松プラン】性能重視のWi-Fiルーター|BUFFALO WXR-2533DHP2
高性能・高機能を徹底的に追求した15,000円オーバー製品です。
こちも竹プラン同様11ac/n/a/g/bの無線規格に対応し無線帯域は1733Mbpsまで爆速強化、もちろん有線接続もギガ対応(1000Mbps)となっています。
価格帯から分かる通り超ハイエンドモデルに仕上がっており、v6プラス系の高速通信技術(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)への対応はもちろん、電波に指向性を持たせるビームフォーミングなど現在のあらゆるトレンド機能を搭載しています。
所感としては、これ一個買っておけば向こう7〜8年間は買い替えをしなくていいと思う最強のWi-Fiルーターで、高級志向のユーザー向けです。
【参考】v6プラス系高速通信に対応するプロバイダ
竹プラン以上のルーターはv6プラス系高速通信技術(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)に対応しています。
良いルーターを買ったら、良い回線・良いプロバイダーに乗り換えてみましょう。世界が変わります。
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【v6プラス】無料オプションで爆速に!「遅い」「重い」を解決するおすすめのネット回線(プロバイダ)&ルーター
遅いネット回線はv6プラスにより無料で解決しましょう。2018年現在のv6プラス対応のネット回線(プロバイダ)&ルーターをまとめました。
*1:平均故障間隔、MTBF